3月18日(木)、第1回目の小水力発電見学会を実施いたしました。
(共同主催:全国小水力利用推進協議会)
今回は、お隣、長野県の小水力発電現場3か所を訪れました。
1か所目:長谷村溝口マイクロ水力発電小さな集落の一角に設置されています。
200ワット程度の出力で小さいのですが、
地域の人の手で管理され、夜暗い道を
明るく照らし出し事故防止に貢献しています。
見学会参加者の方には「こんなに簡易に設置ができるのか・・・」
ということをおっしゃっている方がいらっしゃいました。
機材はカナダから輸入されたものですが、構造が単純で
修繕も自前でできるようです。
少し分かりにくいですがブルーの部位が水車発電機です。

取水のところでごみや落ち葉が詰まるので苦労されているようです。
いろんなアイディアのもと、塩ビ管に細かく刻みを入れることで
葉が管につまらず流れていく、というところに至ったそうです。
2か所目:三峰川電力 第3発電所・第4発電所民間企業が行っている比較的規模の大きな小水力発電所です。
いかに効率よく既存の流水を活用するか。
それを考えつくして完成したのが既存の第一発電所の方流水を
利用する第四発電所でした。
資金力がないとなかなかできないのですが、
これまで使っていなかった方流水で発電するという
活用については大変勉強になりました。
第4発電所

同じ出力の同じプロペラ水車が6機導入されています。
3か所目:波田水車この3月で合併して松本市になる波田町。
ここで設置された波田水車を見に行きました。
「平成17年波田町地域新エネルギービジョン」策定を経て導入されました。
自然エネルギーコンテストなどを行い、発電した電力のユニークな活用も行っています。
水車全景

冬場ということで水量が少なく、どのくらい発電しているのか気になりました。
夏場は水路いっぱいになるほど(農業用水で農繁期であるため)だそうで、
季節による変動が大きいということでした。
それぞれ、導入主体・規模・設置目的などそれぞれ異なっているため
参加者にとっては参考にならないものと、なるもの、双方あったかと思います。
しかし、まず導入には、とにかく見てみることが大事です。
今後も岐阜県小水力利用推進協議会として
見学会を企画してまいります。