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2008/02/05

ターゴ型 異物除去の仕組み

落差利用型は、水量より落差を求められるため、何十メートルにもわたる
配管によって取水をすることとなる。そのため、取水口の部分において
完全に異物除去をすることができれば、その後の手間は不要であり、
この点においては縦軸型よりも水の管理が容易であるといえる。

徹底した異物除去を行うため、縦軸型で採用した技術の一つ「やな型」を
取水部分より3メートル程度上流部分で採用することとした。
これにより大きなゴミや落ち葉などが取り除かれる。さらに、より細かいゴミを
除去するために、やな型よりも目の細かい網をやな設置の1~2メートル程度
下流部分に設置した。

取水口の部分については、当初は3~5ミリ程度の隙間のあるステンレス製の
排水蓋をかぶせることで、スクリュー部分への異物の流入を防いでいた。
しかし、2~3時間経つと、やなや網で除去できなかった葉やゴミが排水蓋に
張り付き、取水量が減少、発電量が0に近くなることが多々あった。

これは、水流が速い(水圧が強い)ことに加え、取水口が水流方向に対して
垂直なため、ゴミが張り付き蓋の隙間を完全にふさいでしまうからである。

そこで、ゴミが張り付かず、かつ必要量の取水が可能な形状の蓋を考案した。
それは、三角錐の形状のものに穴をあけたものである(写真)。
穴の総面積は三角錐の表面積のおよそ3分の1程度にあたる。
ゴミは三角錐に張り付くことがない上、一定量の水を取り込むことができる。

tahgo ibutsujokyo

(写真:三角錐に穴をあけたもの)

ゴミを除去した上で一定量の水を取り込むためにもう1点重要なことは、
取水部分に水槽のような水を溜める場をつくることである。
一定量の水を水槽に溜めることで、常に十分な水量が供給される。
同時に、取水口から除去されたゴミが水槽部分の底に沈み、異物のない水を
得ることができるのである。
今回は、取水口の数十センチ下流に土嚢を積み上げ、水を溜めることとした。

このように、3段階に分けて異物を除去する方法をとることによって徹底した
対策を講じ、発電効率を一定に保つことができるよう工夫をしている。

しかし、やな部分、網部分、そして水槽の中と、それぞれゴミがたまってしまうので
定期的な除去が必要となり、こうした維持管理は人の手に委ねられることとなる。
tahgo yana
(地域中の排水が流れ込む部分であるためゴミが大量にたまる)

tahgo ami
(目の細かい網には落ち葉などがたまる)
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