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2007/11/20

水路の決定

 目視調査と暫定的な水量調査によって、候補地を何箇所か挙げた。その中でも、導入予定の発電機の特徴に合致した水路であることや、通年である程度水量に変化がないことを重視した。さらに、導入を実現するために非常に重要となる、地権者や周辺住民の合意を得ることができる水路を選定することとした。

<水路選定のファクター>
 今回導入する3種類の発電機にふさわしい水路かどうか
 年中水量がある程度一定かどうか
 地権者もしくは周辺住民の合意を得られるかどうか

 こうした条件を考慮した上選定した水路は以下の通りである。


●縦軸型
 縦軸型発電の水路として選定したのは写真3(下在所)の水路である。合流する2つの水路のうち、下部の水路より取水をする。
 選定理由としては、縦軸型に必要となる多量の水量を得ることができるということ、そして適度な落差(発電機設置位置から1.5メートルから2メートル程度)を確保することができるということが挙げられる。
 また、この水路を利用する際、課題と考えられることは、集落中を流れる多くの水路が合流し本流へ流れ出る排水であるため、落ち葉や野菜の葉などのゴミが流れてくる可能性があり、その対策を講じる必要がある。

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縦軸型設置予定水路


●ターゴ型
 ターゴ型の発電の水路として選定したのは縦軸型と同様、上写真の水路である。合流する3つの水路のうち、水量がより少ない上部の水路より取水をする(写真7の青丸の部分)。
 選定理由としては、ターゴ型に必要となる落差を得ることが容易であることが考えられる。取水管を水路の側面に這わせ、さらに排水口の奥にまで挿入することでより大きな落差を得ることができる。また、縦軸型と同じ地点に設置することで、見学者に2つの発電機の差異をより明確に感じてもらうことができるという利点も考慮している。
 縦軸型と同様、課題と考えられることはゴミの対策である。特にターゴ型は取水管によってタービンまで水を引き込むため、取水口においてゴミ対策をしなければならない。細かなゴミを詰まらせないための工夫を考える必要がある。


●螺旋型
 螺旋型の発電の水路として選定したのは、西在所のほぼ直線に走る水路である。
 選定理由としては、螺旋型をはめ込むことができる一定幅の水路であるということ、さらに水量・流速ともにある程度一定であると考えられることが挙げられる。また、今回は螺旋型1機のみの設置となるが、数十メートルものこの水路を利用することができれば、安定して多量の電力を得ることが期待できる。
 数十メートルにも渡る長い水路であるため、具体的に導入を実施する地点については、少々土木工事が必要となるので地権者の合意が得やすい部分、さらに協力団体であるNPO法人やすらぎの里いとしろの会員の自宅の前であることなどから決定をした。
 懸念事項としては、冬季において除雪の際に雪を投入することがあり、その場合水路に雪が詰まる可能性があること、また、雪を投入することによって水路から水があふれ出ることがあることが挙げられる。よって、多少の土木工事を行いこの水路沿いに新たに迂回水路を設置するなどの対策を講じる必要がある。

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螺旋型設置予定水路
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