2008/02/25

コミュニティ・ユース・バンクmomo 「momoのしおり」

コミュニティ・ユース・バンクmomoが発行する
「momoのしおり」に、momoの融資先として
マイクロ水力発電事業について掲載していただきました。

momoパンフ
パンフレット表紙

momoパンフ2
掲載部分
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2008/02/25

【石徹白の冬の醍醐味満点の旅 2日目】

<2日目(24日)>

7:00 起床・朝食
朝起きたら、30~50センチくらい雪が積もっていた。
朝はまだ太陽が出てくれず、吹雪の模様。
時間がたつにつれ、少し太陽が出てきて暖かくなってきた。

8:30 かんじき・雪かき体験
上在所にある中居神社前に集合して体験を開始。
石徹白に住む方は、それぞれかんじきを持っていらっしゃるそうだ。
山に行くために、というよりも、大雪のときに道を踏み固めるために
使われるという。
今回使わせてもらったかんじきは、石徹白地域のみなさん個人の
持ち物を集めて貸してくださった。
「今もつかわれているものを使って体験できるのがいい」
「不自由な雪国で、自由のための翼をもらたようだった」
と参加者はとても喜んでいた。

2 syuugousyasin
(撮影:船戸鉄夫氏)

中居神社への正式参拝
健康、そして家族の繁栄を願ってご祈祷。
本格的な参拝を体験でき大満足との声も。
寒い中、あまり暖房がきかないところだったが、
それがかえって背筋を伸ばし気持ちが引き締まるかんじで
よかったのではないだろうか。

11:30 昼食@民宿
最後の食事はまた民宿にお世話になる。
まいたけごはんと温かいトン汁にみな舌鼓を打った。
ごちそうさまでした。

13:00 まとめの会@農村センター
2 kaigi
最後に、今回のツアーについてのまとめの会を開催。
印象に残ったことや、よかったこと、改善できること、
さらに今回のツアーに参加して今後の個人のアクションプラン。
やはり、1日目の交流会が最も印象深かったという声が多かった。
また、かんじきや参拝などの経験もこれまであまりしたことがなかった
とのことで、楽しんでいただけたようだ。
また、説明のための資料を用意したほうがいい、とか今後実施するとき
ターゲットを絞ったほうがよいのではないかと、様々な提案が出た。
今後のために、とてもよい意見をいただいた。

2 kaigi2
ずっと私たちの写真を撮ってくださった船戸さんに最後、絞めていただいた。

地元の方のご協力なくしては実現しなかった素晴らしいツアーとなった。

15:00 石徹白出発

18:00 岐阜駅着


改めて、石徹白にある様々な魅力を感じることができたし、
ぎふNPOセンターとして今後の展開にプラスとなる
意見をたくさんいただくことができ、大変ありがたかった。
今後も地元の方と協力してこうした取り組みを行っていく予定だ。
2008/02/25

【石徹白の冬の醍醐味満点の旅 1日目】

<1日目(23日)>

8:30 岐阜駅発
岐阜駅のじゅうろくプラザ前に集合。

11:30 石徹白着
スノーボードのワールドカップが石徹白近くの高鷲で開催される
日なので、道路は混んでいると思い下道で行く。
峠道も慎重に上り、予定より少し早く到着することができた。

12:00 昼食@民宿
1 lunch
今回、上村彦左エ門さんのところにお世話になることに。
食事は「石徹白ならではの」をお願いした。
昼食は、石徹白でとれた小豆とエゴマのおはぎ。黄粉のものも。
「エゴマ初めて食べました」という参加者もいた。

自己紹介
1 jikoshoukai
お互いはじめましての人もいたので、自己紹介をした。
名前・読んでほしい名前・所属・2日間の意気込みを
紙に書いて各自発表をした。
かなりうちとけた雰囲気になってきた。

13:00 マイクロ水力発電の説明
見学の前に概要をPPTを使って説明。
マイクロ水力発電って何?という基本的な話から
今回導入した機械の説明まで。その後早速見学へ。

13:30 マイクロ水力発電設置現場の見学
1 kengaku2
あいにくの天気。吹雪でかなり寒かった。
(全国的に荒れた天気だったという)
見学の間の移動は、雪国体験となった。

1 kengaku1
縦軸・ターゴ型の見学。
みな興味深そうに発電システムに見入っていた。
スクリューがあって、それが回転することによって発電する・・・。
と説明しても、縦軸とターゴは発電中はスクリューやコイルを
直接見られるわけではないため、理解しがたいようだった。
説明しやすいパネルがあるとよいという意見が出た。
見学には、やすらぎの里いとしろの方も付き添っていただき
いろいろと説明をしてくださった。

1 kengaku3
螺旋型発電の見学。
こちらのほうが、前者の2機よりも回転しているところが
ありありと見てとれるため、感激が大きかったようだ。
ただ、やはり発電量が安定しない。問題解決はこれからである。

15:00 質疑応答@民宿
1 sitsugioutou
見学を終えて、学んだことやわからないことを質問。
ぎふNPOセンター代表代行の駒宮さんがざーっと応える。
電気がつくられる仕組みがわかった、とか、
理科の知識は重要だ!など素朴な感想が湧きあがった。

16:00 お風呂、休憩
18:00 夕食
夕食はとても豪華!(食べるのに真剣で写真を取り損ねました)
山菜のおひたしやあまごの甘露煮、きのこ盛りだくさんの鴨鍋に
お野菜とエビのてんぷらなど。ちょっと豪華すぎるぐらいで、
みなおなかいっぱいの様子。

19:30 石徹白の歴史のお話/石徹白忠氏
1 rekishi
石徹白の歴史のお話を聞いた。
地元の歴史家である忠氏は、地域の歴史勉強会でも講師をされている。
今回、石徹白の概要ということで、石徹白の縄文期の話から
昭和にかけてざっとご説明いただいた。
質問もたくさん出て、参加者は興味深く感じたようだ。
「歴史が深いのは聞いていたけど、想像以上だった」という感想も。

21:00 石徹白地域の方との交流会
4つのグループに分かれて交流会。
地域の8人の方に来ていただいた。
小さいグループだったからか、積極的にいろんな話が交わされていた。
あるグループでは、石徹白に伝わる盆踊りの練習を始めたり・・・。
大変盛り上がった。
「用意されたツアーではなくて、こうして地元の方と接することが
できたのが一番良かった」と交流会は参加者にとってとても
思い出深かったようだ。

集合写真
1 syugousyasin
(撮影:船戸鉄夫氏)
参加者と地元の方。

適宜就寝


ちょっとしたアクシデントはあったものの、無事石徹白に到着し
第一の目的であるマイクロ水力発電の見学を終えることができた。
特に交流会は大変盛り上がり、みな満足していたようだった。
地元の方のご協力あってこその充実した一日となった。
2008/02/25

【石徹白の冬の醍醐味満点の旅 概要】 コミュニティ・ユース・バンクmomo

すでにご紹介しているように、今回のマイクロ水力発電事業の
運転資金としてコミュニティ・ユース・バンクmomoから
融資を受けて行っている。

融資を受けているマイクロ水力発電事業を見学していただくことや
その他にもたくさんある石徹白の魅力を味わっていただくこと、
さらに、こうした取り組みを外部の方として見ていただいて、
ブラッシュアップをしようと、momoの関係者などを対象に
「石徹白の冬の醍醐味満点の旅」と銘打ってツアーを企画した。

20~60代の男女、20名ほどの参加者。
岐阜、名古屋、遠いところでは東京から。
石徹白に来るのが初めての方が多かった。

ツアーの概要は以下の通り。
別途、2日間のご報告をします。

タイトル:石徹白の冬の醍醐味満点の旅
日程:2008年2月23日(土)~24日(日)
宿泊先:上村彦左エ門
企画運営
コミュニティ・ユース・バンクmomo
ぎふNPOセンター
協力:やすらぎの里いとしろ

<旅行程>
1日目(23日)
8:30 岐阜駅発
11:30 石徹白着
12:00 昼食@民宿
     自己紹介
13:00 マイクロ水力発電の説明
13:30 マイクロ水力発電設置現場の見学
     縦軸・ターゴ型→螺旋型
15:00 質疑応答@民宿
16:00 お風呂、休憩
18:00 夕食
19:30 石徹白の歴史のお話/石徹白忠氏
21:00 石徹白地域の方との交流会
適宜就寝

2日目(24日)
7:00 起床・朝食
8:30 かんじき・雪かき体験、中居神社への正式参拝
11:30 昼食@民宿
13:00 まとめの会@農村センター
15:00 石徹白出発
18:00 岐阜駅着

2008/02/08

愛・地球博成果継承発展助成事業 石徹白視察

2/7(木)の午前中、愛・地球博成果継承発展助成事業
事務局の方が石徹白に視察に訪れた。

当事業は、地球文化産業研究所が実施する上記事業の
助成を受けて行っているので、中間視察という位置づけで
いらっしゃったのだ。


石徹白に到着後、ターゴ、縦軸型の現場視察、その後
螺旋型現場の見学をされた。
bannpaku kengaku

石徹白地域の方の協力のもと行われているということ、
また、こうした中山間地域での取り組みとして興味深いという
ことをおっしゃられた。

bannpaku sanpai
最後に、雪深い中、中居神社へ参拝しようと試みた。
しかし、雪が深すぎて途中であきらめて引き戻すことに。
石徹白の冬を少しでも味わっていただけたと思う。
2008/02/08

螺旋型 エネルギーロスの調査実験2

2/2のプーリー交換による発電量調査に引き続き、
螺旋型の実験を実施した。

今回は、厳密にどの部分でエネルギーロスが起こっているのか、
ということを調べるため、様々な状況(以下参照)で同等の負荷をかけ、
回転数をはかることとした。

<実験概要>
目的:エネルギーロスが生じる点を検証
日時:2/3(日)9:00~12:30
実験者:①~③駒宮博男、平野彰秀、④⑤久保田正則

螺旋水車が回ることによってうまれるエネルギーは
以下の経路を通り、最終的に発電に至る。
その間、どこでエネルギーロスが起きているのか、
ということを調べる。

エネルギーの伝わる経路
水→螺旋水車(軸)→プーリーA→ベルト→
プーリーB→オルタネーター→インバーター


内容
①水流の持つエネルギー
→水量・水圧調査

②螺旋水車そのものの持つエネルギー調査
→螺旋水車そのものの回転数
→螺旋水車に負荷をかけたときの回転数

③螺旋水車→プーリーA→ベルト→プーリーB
→プーリーBの回転数
→プーリーBに負荷をかけたときの回転数

④オルタネーター
→オルタネーターにおけるエネルギーロス

⑤インバーター
→インバーターにおけるエネルギーロス

jikken fuwa
発電システムに一定の負荷をかける。

jikken kaitennsuu
回転数を測る。

※調査結果は報告書にて公開

2008/02/08

螺旋型 エネルギーロスの調査実験1

導入した3種類の発電システムのうち、独自で開発をした
螺旋型については、実用化のためには様々な問題解決を必要とする。

この螺旋型はいまだ技術として完成していないため、
水量や水圧などから算出した発電量の理論値と
実際の発電量が大きく異なるのである。

※世界的に見れば、ドイツのリーハート社(以前は
ATRO社)がすでに実用化しており、安定した電力供給が
可能な螺旋型技術を持っている。

電力量が想定よりも少ない原因として考えられる項目について
実験を重ね、検証を行う。


<実験概要>
目的:プーリー(滑車)による回転数を変更し、発電量を比較する
日時:2/2(土)11:00~
参加者:篠田圭司氏(篠田製作所社長)、水野勇、駒宮博男、
久保田正則、轟修(地域総研)、平野彰秀

背景
螺旋水車そのものに接続されているプーリーA(下部)から
ベルトを伝い、Aよりも径の小さいプーリーB(上部)に
エネルギーが伝えられる。そして、Bからオルタネーターへ
エネルギーが伝わり、発電する、という仕組みである。

最初に設置したBは、Aの回転数を1000倍とするもので
あったが、利用しているオルタネーターの理想回転数は
1800-2000回転であるため、Bを1500倍のものに
変換してみることで、発電量を比較することとした。

内容
プーリーの付け替え
プーリーA,Bの回転数の調査
プーリーA,Bのときの発電量
負荷をかけたときのA,Bのときの回転数の調査

jikken suiryou chosei
実験のために水量調整をする

jikken poolie
プーリーを付け替えて、実験を行う

jikken gennba
実験現場の様子

※調査結果は報告書にて公開

2008/02/05

螺旋型 異物除去の仕組み

螺旋型の特長として、他の2機とは違い異物除去の必要がないということが挙げられる。

これは、マイクロ水力発電にとって非常に甚大なメリットであるといえる。
木の葉や小さなゴミによって取水口が詰まることによって発電が
ストップしてしまうという点が、マイクロ水力発電が不安定であると認識されてきたからだ。

こうした小さな異物は螺旋水車部分を何の抵抗もなく流れていくことで、
安定的に24時間発電を行うことができる。

ただ、巨大な石などが螺旋水車の部分に入り込まないよう、目の粗い柵を水
車の前に設置した。

rasenn ibutsujokyo
2008/02/05

ターゴ型 異物除去の仕組み

落差利用型は、水量より落差を求められるため、何十メートルにもわたる
配管によって取水をすることとなる。そのため、取水口の部分において
完全に異物除去をすることができれば、その後の手間は不要であり、
この点においては縦軸型よりも水の管理が容易であるといえる。

徹底した異物除去を行うため、縦軸型で採用した技術の一つ「やな型」を
取水部分より3メートル程度上流部分で採用することとした。
これにより大きなゴミや落ち葉などが取り除かれる。さらに、より細かいゴミを
除去するために、やな型よりも目の細かい網をやな設置の1~2メートル程度
下流部分に設置した。

取水口の部分については、当初は3~5ミリ程度の隙間のあるステンレス製の
排水蓋をかぶせることで、スクリュー部分への異物の流入を防いでいた。
しかし、2~3時間経つと、やなや網で除去できなかった葉やゴミが排水蓋に
張り付き、取水量が減少、発電量が0に近くなることが多々あった。

これは、水流が速い(水圧が強い)ことに加え、取水口が水流方向に対して
垂直なため、ゴミが張り付き蓋の隙間を完全にふさいでしまうからである。

そこで、ゴミが張り付かず、かつ必要量の取水が可能な形状の蓋を考案した。
それは、三角錐の形状のものに穴をあけたものである(写真)。
穴の総面積は三角錐の表面積のおよそ3分の1程度にあたる。
ゴミは三角錐に張り付くことがない上、一定量の水を取り込むことができる。

tahgo ibutsujokyo

(写真:三角錐に穴をあけたもの)

ゴミを除去した上で一定量の水を取り込むためにもう1点重要なことは、
取水部分に水槽のような水を溜める場をつくることである。
一定量の水を水槽に溜めることで、常に十分な水量が供給される。
同時に、取水口から除去されたゴミが水槽部分の底に沈み、異物のない水を
得ることができるのである。
今回は、取水口の数十センチ下流に土嚢を積み上げ、水を溜めることとした。

このように、3段階に分けて異物を除去する方法をとることによって徹底した
対策を講じ、発電効率を一定に保つことができるよう工夫をしている。

しかし、やな部分、網部分、そして水槽の中と、それぞれゴミがたまってしまうので
定期的な除去が必要となり、こうした維持管理は人の手に委ねられることとなる。
tahgo yana
(地域中の排水が流れ込む部分であるためゴミが大量にたまる)

tahgo ami
(目の細かい網には落ち葉などがたまる)
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