2008/01/31

消費電力量調査2日目

1月30日(水) 10:00~12:00、13:00~16:00
消費電力量ヒアリング調査を実施

◆調査項目
 ①調査年月日
 ②家主のお名前
 ③住所
 ④家族の人数・家族構成
 ⑤使用電力量(kWh/料金)
 ⑥利用家電
  [冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジ・
   暖房(灯油ヒーター・こたつ・電気毛布・
   ガスストーブ・電気じゅうたん・薪ストーブ・
   火鉢・豆炭・レンタン)・その他(   )]

◆調査件数
  8件(前回の9件と合わせ17件調査終了。残り3件)

hearing2.jpg
ヒアリング先(中在所)の風景

◆調査対象
  石徹白に居住する方
  (今回は中在所、下在所を中心にヒアリングを実施)

◆1件のヒアリングにかかる時間
  5分~15分程度                      

◆全体の感想
  ・民宿経営をされている方の電力量は非常に多い。
  ・一人暮らしの高齢の方の消費電力量はとても少ない。
  ・電気料金をきちんと記録している方が多い。

◆そのほかの感想
  ・電気料金を伺っている中で、日頃のライフスタイルの話を伺えた
  ・石徹白の歴史の話なども話してくださる方がいて勉強になった

◆次回調査日(予定)
   2月3日(土)
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2008/01/31

螺旋設置工事3日目

3日目(1/29/2008 10:00-15:00)
現場監督:駒宮博男、石徹白勉、野村典博
施工者:久保田正則
内容:
インバーターの設置(24V直流→1000W交流出力のもの)
配線工事
電球の取り付け
発電実験開始

rasenn alternater

1700~1800回転 24Vのデンソーのオルタネーター(左側)を設置し、
24V直流→1000W交流出力のインバーター(右側)を取り付けた。

rasenn jikken2

相変わらずきれいな回転をしている。水量は十分である。

rasenn jikken

発電量は、60Wの電球が一つつくという程度。
発電量は100W程度だと考えられる。

当初は400~500Wの発電量を見込んでいたので、
その4分の1、ないしは5分の1しか出ていないということになる。

その原因として考えられることは複数あり、ひとつずつ検討をして
解決をしていかなければならない。

<考えうる原因>
・プーリー(螺旋水車の回転を上部の滑車に伝えるため
ベルトがかけてある滑車)が大きすぎるため、ロスが生まれるのでは・・・?
→小さめのプーリー2種類くらいを設置してみて再度測定を行う。
・水量は十分だが、螺旋水車の下を水がすり抜けて、想定水量すべてを
螺旋水車の回転に利用できていないのでは・・・?
→螺旋水車の下を抜ける水量を減らすよう隙間を最小限にする

他にもいくつも考えられるが、上記の2点について、3/2に調整を行う予定である。
2008/01/25

消費電力量調査

1月22日(火) 10:00~12:00
消費電力量ヒアリング調査を実施

◆調査項目
 ①調査年月日
 ②家主のお名前
 ③住所
 ④家族の人数・家族構成
 ⑤使用電力量(kWh/料金)
 ⑥利用家電
  [冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジ・
   暖房(灯油ヒーター・こたつ・電気毛布・
   ガスストーブ・電気じゅうたん・薪ストーブ・
   火鉢・豆炭・レンタン)・その他(   )]

◆調査件数
  9件(全体で20件の調査を実施予定)
hearing.jpg
ヒアリング先のお宅

◆調査対象
  石徹白に居住する方
  (NPO法人やすらぎの里いとしろの会員の方を中心的に)

◆1件のヒアリングにかかる時間
  5分~15分程度                      

◆全体の感想
  ・家族の人数によって使用電力量が変わる
  ・豆炭など、石油資源に頼らない暖房方法をとっている人もいた
  ・冬場は暖房代がかかり、夏場より電気料金が高くなる
  ・屋根の雪を溶かすため、電気を利用する家庭もある

◆次回調査日(予定)
   1月30日(水)
2008/01/22

螺旋型設置工事2日目

●2日目(1/22/2008 10:00-16:30)
現場監督:石徹白勉
施工者:須甲三郎
内容:
・屋根(雪除け)の設置
・発電機材取り付けのための打ち合わせ


雪深い地域であるため、上にカバーをかぶせたとはいえ、
大雪に備えて屋根を設置することにした。

rasenn_yane.jpg


発電機材準備のため、石徹白の電気の詳しい久保田さんと
ミーティングをし、今後購入しなければならないインバーターや
電流モニターなどに関して打ち合わせを行った。

rasenn_mtg.jpg


螺旋型は、750W程度の発電を期待するため、
インバーターは交流24Vを直流1000W出力するものを購入することに。
1月29日に発電開始予定である。
2008/01/21

螺旋型設置工事1日目

螺旋型は戦前に全国で普及し、農作業のときに動力として利用されていた。
当事業の目的の一つとして、螺旋型マイクロ水力発電の技術を
確立することを挙げている。これは、戦後の高度経済成長期に
忘れ去られてしまった螺旋水車の技術を掘り出し、
現代に適応する形で復刻させるもので、連綿と続いてきた
持続可能なかつての社会を再構築する礎になると考えられる。

今回導入する発電技術の中でも、螺旋型に関しては唯一、
開発・製造を自ら行う機種であり、名古屋大学・富山県立大学との
共同研究、株式会社篠田製作所の製造技術なくしては実現しなかったものである。
また、導入に関しては石徹白全体の土木工事を担当している
有限会社石徹白土建の協力を得、進めることができた。


■工事概要
工事に要した日数:3日間(1/21、22、29予定)
工事に要した人員(延べ人数):施工者/5名予定、現場監督/7名予定

■工事状況
●1日目(1/21/2008 10:00-16:00)
現場監督:野村典博、駒宮博男、石徹白勉、水野勇(篠田製作所)
施工者:篠田製作所 作業員2名、須甲三郎
内容:
・螺旋水車の設置
・螺旋水車の固定
・迂回水路導水口の完成
・螺旋水車上の金網の設置
・水量調整板の製作・設置
・螺旋水車の回転数の確認

篠田製作所が年末年始関係なく、完成に奔走してくださった
おかげで、当初の予定通り1月内に設置工事ができることに。
水路にすっぽりとはまる大きさで製作をし、はめ込んだ後は固定するのみ。

rasenn_setting.jpg


水車部分は安全のための金網の下に隠れているがきれいに回転することが確認できた。

rasenn_hane.jpg


水量が予想より多く(冬場は特に水量が増える)、水量調整をある程度したほうが
発電の効率が高くなると考えられる。水量が多く、回転数が多ければ多いほど
発電効率がよいというわけではなく、今回のオルタネーターにあった発電が
継続的にされるほうが、全体的な効率が上がるのである。

rasenn_kannryo.jpg

しかし、実験的に製作をしてもらったものであったが、非常に品質が高く、
かつ美しい螺旋型に仕上がっていたので、回転も素晴らしかった。
さらに、螺旋型はゴミなどが詰まることがないため、(魚も通れるらしい)
これまで頭を悩ませていた落ち葉対策は考慮しなくてもよいといえる。

日本における螺旋型普及の第一歩ともいえる意義深い一日であった。

今回、設置1日目は発電する用意が整わずデータ収集は後日開始することになった。
2008/01/17

螺旋型製作 進捗状況

rasenn kumitate
螺旋型発電(写真:篠田製作所提供)

螺旋型発電機の製作が着々と進んでいます。
先日製作完了した螺旋水車を
固定するためのカバーを装着し、
さらにさび止めの塗料を塗り完成に向かっています。

これからもう一度分解して、最終的な塗装をし、
再度組み立て、完成という予定です。

発電はDENSOのオルタネーターで行います。
中古で適当なものを石徹白で発電関係に
詳しい方に選んでいただき購入。
24ボルトもので、だいだい3万円程度。
低回転(とはいえ車用なので1700-1800回転)の
ものを利用することにしました。

予定としては、500-600Wの発電となりますが、
まだまだこれから実験開始なため、
発電量も発電効率も不明です。

来週21日までには完成し
設置、そして実験開始をします。


設置場所はすでに一通り土木工事が終了し
設置するだけになっています。

今回は実験ということで、そのまま用水路に
設置するのではなくて、水路を迂回するかたちで
用水路のすぐ隣に新しく水路をつくりました。

様々な状況下でデータ収集ができるように
水量調整も可能という好条件のもと
設置をすることができます。

戦前に普及していた螺旋型のような存在に
なれるかどうか・・・。

設置後の状況も逐一ご報告します。


2008/01/16

ターゴ型設置工事2日目

●2日目(1/16/2008 10:00-14:00)
現場監督:駒宮博男、石徹白勉
施工者:西村工業株式会社 作業員2名、久保田正則
内容:
・異物除去のためのやなの製作
・やなの設置
・電気ボックスの設置
・電気配線工事
・試験稼働開始
・発電量の確認と水量調整

工事二日目も冷え込みが厳しく雪が舞う中での作業となった。
まずは、昨日設置した取水管をきちんと固定をする作業を行った。

tahgo_kotei


固定作業と同時進行で落ち葉対策のヤナの設置。
前回は実験的にNPOセンター側で製作をしたが、
今回は作り方も材料も寸法も明確だったため
西村工業株式会社さんがつくってくださった。
大きなゴミはこれですくい取れるが、小さなゴミが
入らないように、取水口にも網のようなものを取り付けた。

tahgo_ochiba


発電実験をはじめるために欠かせない電気工事は
今回も石徹白の久保田さんに依頼した。

tahgo_dennki

縦軸型が500Wなのに比べ、ターゴ型は1000Wと
発電量が大きいので期待が高まる。
データ収集機器を設置してからようやく計測開始。
遅くとも2月からデータ収集を開始し、3月からは結果分析を行う予定だ。
2008/01/16

螺旋型水車の製作

rasenn suisya
完成した螺旋水車(写真提供:篠田製作所)

今回の事業で大きな目的の一つである
「螺旋型マイクロ水力発電」の研究開発。

数年前から富山県立大学と名古屋大学、
NPO法人地球の未来などが協力をして
開発を進めてきました。

特に、名古屋大学の大学院生が中心的に
取り組み研究を行いました。

螺旋部分は、水を吸い上げるアルキメデスポンプの
螺旋の逆方向に動くもので、非常に単純な
つくりに見えます。

ところが、考慮しなければならない指標が
非常に多く、物理モデルをつくることがとても
難しかったようです。

もっとも効率のよいかたち(軸の長さから
羽の数、羽の角度、大きさなどなど)は
どのようなものが理想的かどうか、あらゆる条件を
鑑みて計算をした上で、ようやくモデルが完成し、
その後さらに研究を進めた上で、今回の製作に
至りました。


今回、製作に携わるのはもともと螺旋をつくる
技術をもっている篠田製作所さんです。
本社は岐阜県関市にあります。

研究結果を踏まえてつくられた設計図に基づき、
初めて製作に取りかかりました。

長野県大町市にも、個人で螺旋水車をつくって
発電されていた方がいらっしゃり、昨年9月に
見学に行きましたが、残念ながら製作された方の
事情で発電はストップし、螺旋水車そのものも
引き上げられていました。

そのほか、どこかに先行事例はないかと探し回りましたが
残念ながら見つけることはできませんでした。
つまり、今回設置することができたら、
近年中でみると、国内的には非常に画期的だということです。


設計図通りつくられるといっても、すぐにうまくいくわけでは
ありません。いくつも不良品を出しながらも、試行錯誤を
していただき、ようやく螺旋水車部分が完成しました。

年末年始を返上して螺旋部分を製作していただいたということで
本当に頭が上がりません。ありがとうございました。

螺旋型発電の命でもある螺旋水車。
これから組み立てが始まります。
2008/01/15

ターゴ型設置工事1日目

ターゴ型は縦軸型と同様、製品として完成された発電機であるため、
一定の発電量が期待できる。
土地の高低差を利用するため、取水は発電機設置箇所よりも
数メートル上流から配管設置をして行う必要がある。
縦軸型と同じ地点に設置し、双方の特徴の差異を明確にすることができる。

■工事概要
工事に要した日数:2日間(1/15、16)
工事に要した人員(延べ人数):施工者/6名、現場監督/4名

■工事状況
●1日目(1/15/2008 10:00-16:30)
現場監督:駒宮博男、石徹白勉
施工者:西村工業株式会社 作業員3名
内容:
・氷、氷柱除去作業(足場に張った氷の除去)
・配管の設置・固定
・微調整のための配管の加工
・発電機の設置
・取水部分の取り付け


白鳥の水道管などの配管を行っている西村工業株式会社に
依頼をし、ターゴ取水のための配管製作を依頼した。
2007年の年末に現地で打ち合わせを済ませた。
部材を発注してもらって、あとは設置だけということで正月休みに。
工事のスタートは年明け早々となった。

1月1,2日は石徹白だけではなく郡上市全体が大雪だったため、
雪や氷を落とす作業からはじまった。
設置日は天気がよかったが、さすがに冷え込む。

ターゴ型の取水口の径に合わせた太さの塩ビ管を水路に通す。

tahgo_enbikan

落差を得るために、排水口よりも少し上流部に取水口を設置をした。
落差はだいたい6メートルくらいで、予想よりも
少々低く少し心配になったが水量がかなり豊富なため
あまり問題にならないかもしれない。

ちなみに、今回工夫した点としては、水の
ターゴ設置1日目にして、設置がほぼ完了。
ちょうど縦軸型の排水管の足元に導入した。

tahgo_setting

縦軸型のような大掛かりな鉄樋の調整がなかったので
あらかじめ発注しておいた管をつなぎ合わせ、
固定する、という作業が今日、中心的となった。

あとは取水の部分のゴミや落ち葉除去の方法を考案する必要がある。
2008/01/10

株式会社 篠田製作所

今回導入するマイクロ水力発電のなかでも
もっとも期待が高まる「螺旋型発電」を
製作してくださったのが株式会社篠田製作所である

鉄鋼橋梁、各種プラント機器・設備の設計・施工を通して
社会に貢献することをモットーとされている。

当事業に導入する螺旋型マイクロ水力発電は
篠田製作所にとって初めての製造となり、
試行錯誤の中進めていただいた。

通常の製造と異なり、実験的な部分が多かったため、
いろいろと試さなければならない作業が増えて
しまいご迷惑をおかけしてしまったが、
日本での螺旋型マイクロ水力発電再普及の
第一歩を築いてくださったと考えている。

shinoda.jpg
今回担当してくださった篠田製作所の水野勇さん
2008/01/10

見学希望の方へ

発電現場をご見学されたい方は、ぎふNPOセンターへ
お問い合わせください。

TEL:058-275-9739(9:00~21:00)
E-mail:gifu@npo-jp.net
(マイクロ水力発電事業担当へお問い合わせください)

現在(1月10日時点)、設置途中ですので、見学は
2月以降をお勧めします。

なお、2008年4月より発電現場の見学や見学を含めたツアーの開催を
企画しております。詳細が決まり次第ブログ上にてお知らせいたします。
2008/01/05

ぎふNPOプラザ 情報誌 2008年1月1日号

岐阜県が運営するぎふNPOプラザの情報誌
「NPOプラザ 情報誌No.7 2008年1月1号」に
マイクロ水力発電事業に関しての情報を
掲載していただきました。

詳しく目的や内容などが書かれていてわかりやすい
内容となっています。

NPOプラザだより1


NPOプラザだより2
2008/01/05

NPO法人やすらぎの里いとしろ会報誌「まめなかえ」

mamenakae.jpg
やすらぎの里いとしろが季刊で発行している
「まめなかえ」2008年1月号に、マイクロ水力発電事業について
掲載していただきました。
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