おかげさまで、最近、多くのメディアに取り上げられています。
中部圏のテレビ局には、以前からも、何度も取り上げていただきましたが、
最近、全国放送でも報道されることが多くなりました。
これまで、全国放送で取り上げられたのは、下記の4回です。
リンク先で動画が見れますので、ぜひご覧ください!
1)2008年12月29日 放送
NHK総合テレビ「SAVE THE FUTURE
想いをつなぐ融資〜ap bankが支える環境市民活動〜」
(動画なし)
2)2011年7月1日 放送
NHK総合テレビ「首都圏スペシャル」
「高めよう!“市民電気力”(3) 〜めざせ!電気の地産地消〜」
こちらから動画が見れます。
当初は首都圏だけの放送でしたが、再放送で全国に流れました。
3)2011年11月14日 放送
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」
特集「電力の地産地消に“小水力”」
こちらから動画が見れます。
4)2011年12月7日 放送
フジテレビ「ニュースジャパン」
こちら または
こちらから動画が見れます。
<補足>小水力発電のコストについて
昨日のニュースジャパンの報道で、石徹白の小水力発電のコストについての言及があります。
石徹白で取り組んでいるらせん水車、上掛け水車で、
それなりのコストがかかっているというのは、事実ではありますが、
ゆえに、「小水力発電は費用対効果が課題」と言われてしまうことについては、
本意ではないため、反論させていただきたいと思います。
(おそらく、当方の説明不足がゆえ、このような取り上げられ方になったのかと思います)
まず、小水力発電と一言で言っても、その規模は、いろいろな種類があります。
仮に、下記のように三種類に分類してみましょう。
A)外灯をつける程度の数Wのピコピカ
B)家1軒〜公共施設の電気をまかなう数百W〜数kW規模のもの
C)本格的に売電事業として取り組む、数十〜1000kWの規模のもの
この中で、採算に乗るのは、C)の規模のものです。
A)・B)については、採算性よりは、「環境教育」「普及啓発」「地域活性化」といった
副次的な効果を期待しています。
ですので、B)がコストが合わないからといって、「小水力発電は費用対効果が課題」
と言ってしまうのは、必ずしも適切な表現とは言えないと思います。
※ちなみに、家庭用の太陽光発電も、買い取り価格が高く、かつ、補助がつかないと、
ペイしないと思いますが、それでも、導入する方は多くいらっしゃいます。
B)の採算性が悪いというのは、それと同程度 ということである とお考えください。
※なお、小水力発電は、地点によりコストが変わります。土木工事が安くできる場所、
水利権の障壁が低いところのほうが、コストは低くなりますので、
安くできる場所でやるということが重要です。石徹白の取り組みの場合、A)B)については、すでに実施しています。
しかし、これがゴールではありません。
C)のような発電所をつくり、実質的に集落の電気の自給率を100%以上に
することを目指しています。
A)B)に取り組んでいる目的としては、
・小水力発電を導入することにより、地域の活性化/自治の強化につなげる
・小規模な小水力を導入することで、小水力の意義を地域の皆さんに理解してもらい、
C)へ進むための合意を得る
ということが主目的です。
前者については、それなりの成果があがってきています。
・小水力発電をやっていることによって、さまざまなメディアに取り上げられ、
多くの人たちに、「石徹白」という地区を知ってもらうきっかけになっています。
・また、北は北海道、西は岡山など、全国から多くの方が、見学にいらっしゃいます。
・この見学の方々に、地元の女性グループ「くくりひめ」によるランチや、
加工所でつくったとうもろこしのパウダーをつかった特産品などを、
お買い上げいただいており、地域にわずかながら、お金が落ちるようになりました。
・また、上掛け水車を設置したことがきっかけになり、それまで休眠していた
農産物加工所が、この夏から稼働するようになりました。
・そして、小水力発電がきっかけで、移住者も増えました。今年は4世帯9人が移住しました。
そのうちの2世帯5人は、小水力発電がきっかけです。
・外から注目されるようになり、地域の人たちの、地域づくりに対する気運も上がって来ています。
※このあたりの話は、季刊地域という雑誌に、書かせていただきました。
http://kikanchiiki.net/contents/?p=1003
後者については、今年度から、岐阜県が、石徹白の農業用水を使った
数十kWの発電所の基礎調査・基本設計をはじめました。
順調にいけば、2〜3年後には、C)のタイプの発電所が建設される見込みです。
そんなわけで、石徹白のマイクロ水力発電事業は、まだまだ道半ばです。
引き続き、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
昨年、第1回目が開催された全国小水力サミット。
今年は富山県の黒部市にて
第2回目が行われます。
岐阜県小水力利用推進協議会では、
岐阜駅からバスを出して、参加者を募っています。
全国の小水力発電関連の事例紹介や
取り組んでいる方との交流など
内容は盛りだくさんです。
ご興味のある方はぜひ!
日時:平成23年11月19日(土)〜21日(月)
開催地:富山県黒部市
会場:黒部市宇奈月国際会館「セレネ」ほか
住所:〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL:0765-62-2000 FAX:0765-62-2020
参加費:無料
(ただし、交通費、宿泊費、交流会参加費、昼食代などはご負担ください)
主催:第2回全国小水力発電サミット実行委員会
主管:黒部市、全国小水力利用推進協議会、富山県小水力利用推進協議会
昨今、小水力発電が注目されているようです。
先日、石徹白の上掛け水車のお披露目式を開催したのですが、
NHKに取材していただきました。
本日、7月1日午後8時〜 首都圏スペシャル の中で、
放送される予定です。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/special/http://www.nhk.or.jp/shutoken/wm/special20110701.asx石徹白でこれまで導入された小水力発電は、
小さいのも含めると、全部で7機。
すでに撤去されたものもあるのですが、
現在設置されているものは、
・らせん型水車2号機 ⇒ NPOの事務所にて使用 (最大800W)
・らせん型水車3号機 ⇒ この夏、農産物加工所へ接続 (最大500W)
・上掛け型水車 ⇒ この夏、農産物加工所へ接続 (最大2.2kW)
・ピコ水力発電 ⇒ 外灯に利用 (5〜10W)
http://fearth.org/pikoweb/index.htmlという状況です。
いずれも小規模なものばかりです。
いずれも開放型の水車で、発電している様子がわかりやすいものを
導入しています。
現在の脱原発・自然エネルギーのような流れを担うためには、
ちゃんと発電事業として成立するような規模(100kW以上)が
必要であると思っています。
一方で、水が身近にあれば、身近で発電して、家や公共施設で
まかなうということができるのは、理想的だと思います。
小水力発電は、日本の国土にとってふさわしい発電です。
National Geographicの記事
とはいえ、なかなか普及していかないという課題も、
いろいろとあります。
今後の自然エネルギーの普及のための一助となるべく、
引き続き努力してまいりたいと思います。
しばらく更新されておらず、すみません!
本日(6月2日)の夕方の中京テレビ「news every.」にて、
石徹白のマイクロ水力発電が取り上げられます。
(とはいえ、石徹白以外も取材されているそうなので、
どれぐらいの時間取り上げられるかはわかりませんが・・・)
このブログではあまりご紹介していませんでしたが、
石徹白地区では、集落を流れる農業用水で発電をする
取組みが行われています。
放送日:6月2日(木)夕方16:49〜
“救世主”となるか!? 岐阜の自然エネルギーとは…
http://www.ctv.co.jp/news_every/
当日のお知らせになってしまい、恐縮ですが、
見ることのできる方は、ぜひご覧下さい!
こちらが、取材の様子です。
まわっているのは、らせん型水車。これで家1軒の電力は、ゆうにまかなえます。
連続運転をはじめて、約2年。雨の日も、雪の日も、まわりつづけています。

こちらは、最近設置された、上掛け水車。
農産物加工所の電気をまかなう予定です。
(まだ実用化されていませんが・・・)
中京テレビアナウンサーの前田麻衣子さんと記念撮影です。

6月18日(土)夜には、自然エネルギーの講演会
6月19日(日)午前には、加工所水力発電のお披露目式
午後には、子ども達と水車をすくるワークショップ が行われます。
詳しい情報は、また後日、お知らせします!
更新がかなりとどこっており、すみません。
石徹白のマイクロ水力発電事業、進んでおります。
2011年3月、石徹白の食品加工所前に水車の設置が
行われています。
あいにく、設置の日は雪が降る寒い日でした。
この農業用水路の水を使って水車を回します。

設置は加工所前で、県道沿いです。

水車は高さが3メートルあり大きいので
いくつかのパーツを組み立ててつくっていきます。

水車の羽は石徹白でとれた杉の木を使います。
杉の板を、サイズ通りに調整していきます。

羽が壊れても、地元でメンテナンスできます。
羽を取り付けて行きます。

組み立てができたので、水路に設置。

こんなかんじになりました。

新設の水路にはめこんだので、巨大ではありますが
それほど圧迫感がないかんじです。
水を流すための水路をとりつけていきます。

水路のはじまり側から水車をながめるとこんなかんじです。

これは加工所の照明の電力を賄う予定のものです。
出力は1.5kW程度の予定。
まだ水路が完成しておらず、水を流していないので
実際の発電出力はまだ分からない状態です。
この場所は石徹白の中心を通る県道沿いなので
石徹白に来られた方にはすぐに目につくと思うので
見て行ってもらえるとうれしいです。
稼働したら、また動いている映像などを
アップしたいと思います。
地域の水で地域でつかう電力をまかなえるのは
これから、さらに重要なことになるのではないでしょうか。